Interview
インタビュー
#08Registered Dietitian

健康と笑顔を届ける、栄養士のこだわり

管理栄養士
2009年入職
Q : 転職してどうでしたか?
病院直営の給食に魅力を感じて転職しました。
私は2009年にこの病院に中途入職し、現在16年目を迎えています。それ以前は東京でコンビニの商品開発に携わり、管理栄養士の資格を活かして商品の栄養バランスや美味しさを追求してきました。ただ、より人に寄り添った職場で栄養士として働きたいという思いがあり、転職を決意しました。この病院を選んだ一番の理由は、給食を直営で提供している点にあります。多くの病院では給食業務を外部業者に委託しているところが多い中、ここでは院内での調理・提供にこだわり、患者さんと直接顔を合わせられる環境が整っていました。また、直営での採用は新卒が中心で中途採用の求人は少ない中、ここにご縁があったことも入職を決めた大きな理由です。商品開発から医療分野への転職は全く新しい挑戦でしたが、生活を大きく変えたいと思っていたので、この選択には満足しています。
Q : どのような仕事内容ですか。
理想の栄養士を目指し、健康づくりに貢献しています。
自分の中に「理想とする栄養士像」があり、患者さんや職員の体づくりをサポートするというプロフェッショナルでありたいと考えています。栄養指導を行っていた時期もありますが、人に教えることよりも、食堂で直接料理を作り、それを提供して「美味しかった」と言ってもらえることにやりがいを感じます。そのため、調理や献立作成に専念できる部署に異動させてもらいました。特に、最上階に素敵な新しい食堂が完成し、職員の皆さんと交流できる場ができたことはとても嬉しく思います。職員の健康管理をサポートできることにも大きな責任を感じていますが、それが私のモチベーションでもあります。看護師の方たちは体力勝負の仕事のため、「ご飯を大盛りで」とリクエストされると、元気の出るよう盛り盛りにしてしまうことも。笑
Q : 仕事に対する想いはどのようなものですか。
健康管理を意識した食事で職員や患者さんの元気を支えています。
栄養士として、栄養バランスを考えたメニュー作りを大切にしていますが、それ以上に私自身の健康管理も大切にしています。私が日々の生活で健康管理を意識することで、それが職員の皆さんにも伝わり、日常の中で健康を意識してもらえるようなきっかけになればと思っています。職員の健康サポートという大きな役割を担いながら、患者さんにとっても安心していただける食事の提供に努め、日々充実感を感じています。やはり、働きながら健康でいられるのはとても幸せなことですよね。