Interview
インタビュー
#03Pharmacist

博愛の心で患者さんと向き合う薬剤師へ

薬剤師
2022年入職
Q : 入職してみてどうでしたか。
安心できる医療を提供することに日々やりがいを感じています。
私が日々の仕事に取り組む中で最も大切にしているのは、「患者さんに寄り添い、安心していただけるケアを提供すること」です。職場にはさまざまな患者さんがいらっしゃり、皆さんが抱える症状や不安、希望は実に多様です。その一人ひとりに適切に対応し、薬剤師としての専門知識を活かしてサポートをすることにやりがいを感じます。また、当院には温かく親切な同僚や他部署の方々が多く、患者さんとの関わりにおいても、人としての温もりを感じる場面がたくさんあります。そうした優しい空気感の中で、患者さんだけでなく同僚とも協力し合いながら成長できることは、自分にとって非常に貴重なことだと感じています。周囲の支えや温かな人間関係のおかげで、どんなに忙しい日でも前向きな気持ちで仕事に臨むことができ、やりがいを感じられるのは本当にありがたいことだと日々感じています。
Q : 「自身の人生観」はありますか。
博愛の精神を大切に、すべての人に対して思いやりを持った対応を心がけています。
私の人生観の中心にあるのは、「博愛の精神」です。すべての人に対して思いやりを持ち、誰もが自分らしく、安心して過ごせる環境を作りたいという思いが私の根底にあります。患者さんやそのご家族、同僚や他部署の方々と接する際にも、この考えを大切にし、常に相手の立場を尊重しながらコミュニケーションを取るよう心がけています。また、どんな小さな行動であっても、その積み重ねが周囲にとって心地よい環境を作る一歩になると信じています。医療現場は多くの方が不安を抱えて訪れる場所であり、特に薬剤師はその不安を軽減し、安心感を提供できる重要な役割を担っています。博愛の精神を軸にしたコミュニケーションを通じて、薬剤師としてだけでなく、人として信頼される存在であり続けたいと強く思っています。
Q : あなたの「こうありたい」はどんなものですか。
自己研鑽を積み、患者さんに信頼される薬剤師を目指していきたいですね。
学生時代、私は遺伝子をテーマとした研究ゼミに所属し、高齢者施設での慈善活動にも携わりながら、医療や人との関わりについて学びました。ゼミでは遺伝子が体に及ぼす影響を探求することで、健康に関わるさまざまな知識や視点を得ました。一方で、高齢者施設での活動を通して、医学的な知識だけではなく、相手の立場に立ったケアや心の通った関わりが大切だと感じるようになり、薬剤師としての道を志すきっかけとなりました。そして、学生時代の病院実務実習で、臨床の現場で活躍する薬剤師の方々と関わる中で、具体的なキャリアビジョンが一層明確になり、この職場に入職する決意を固めました。今後は、こうした経験を活かし、自己研鑽を重ねながら先輩方のように患者さんや同僚から信頼される薬剤師を目指していきます。人の健康に寄り添い、医療の現場で存在感を発揮できる薬剤師として、一歩一歩確実に成長し続けることが私の目標です。