Psychoeducation 心理教育プログラム

心理教育プログラムとは

心理教育プログラムでは、疾病の概要や効果的な治療方法を知ることで、疾病に対する理解を深め、今後の生活における適切な対処や再発予防について学びます。同じ病気を抱える人たちとの話し合いを通して、色々な見方や工夫を学び合っていきます。

当院の集団心理教育プログラム

うつ病の集団心理教育(名称:はっぴーグループ)

うつ病や適応障害の方を対象とし、再発や再入院予防を目的としたプログラムです。プログラムを通し、物事を柔軟に考え、少しずつ活動的になること、周囲と程よい対人関係を築き、前向きな問題解決ができるようになることを目指します。

うつと不安の集団認知行動療法(名称:UP-G/ユーピージー)

感情障害(気分障害・不安障害など)の症状や治療について理解を深め、不安やうつなどの不快な感情への対処スキルを学びます。その上で、実際の生活で練習し、実践力を高めることを目指すプログラムです。

双極性障害(双極症)の集団心理教育(名称:すまいるグループ)

双極性障害(双極症)に関する正しい知識や自身の躁やうつのパターンを振り返り、再発を予防し、安定した生活を送ることを目指す集団心理教育プログラムです。

統合失調症の集団心理教育(名称:ピーナッツ)

統合失調症に関する正しい知識や自身の病状を振り返り、安定した生活を送ることを目指した集団心理教育プログラムです。

認知機能リハビリテーション(名称:NEAR/ニアー)

パソコンでの課題やグループでの話し合いを通して、認知機能(集中力や記憶力等)を鍛えていくプログラムです。

依存症の集団心理教育(名称:HIKARPP/ヒカープ)

アルコール、薬物、ギャンブルなどの依存症の方を対象とした心理教育プログラムです。このプログラムでは、「酒・薬物・ギャンブル等なしで生きていく方法」をグループで学び、新たな生き方を身につけることを目指します。

節酒プログラム

自身のお酒の飲み方を振り返ることで、健康のために、無理なく自然にお酒の量を減らすこと(節酒)を目指します。

睡眠の集団心理教育(名称:アサガオの会)

睡眠に関する正しい知識を身につけ、自身の不眠のパターンを振り返り、再発を予防し、安定した生活を送ることを目指した集団心理教育プログラムです。