NST NST(栄養サポートチーム)

NST(栄養サポートチーム)について

当院のNST(栄養サポートチーム)は医師、摂食嚥下障害認定看護師、薬剤師、看護師、栄養士、作業療法士が連携し、栄養支援を行うチームです。

NST(Nutrition Support Team)とは

1970年にアメリカで始まった栄養支援ですが、日本ではすぐには根づきませんでした。日本での活動は1998年藤田保健衛生大学病院 緩和医療科教授 東口高志先生がアメリカでの経験をもとに考案した独自のシステムです。それまでの30年間は日本の医療において栄養というフィールドは抜け落ちていました。
適切な栄養管理を行えば、病気の治りも早いうえ院内感染も予防でき、何より患者さんが元気になる。患者さんに最もふさわしい方法で栄養状態を良好に保つことを目的とするチームでその治療成果を発揮したのです。

NSTの役割と目的

  • 栄養の評価・判定を行う
  • 適切な栄養管理法の指導・助言を行う
  • 栄養管理に伴う合併症の予防・早期発見と治療を行う
  • 栄養管理の新しい知識の習得と普及活動を行う
  • 栄養管理に係る栄養情報の提供を行う
  • 早期退院や在宅支援を多職種のチームの役割で行う
  • その他栄養面でのコスト管理